電視木偶 ~清香白蓮素還真が一杯~

どっちを向いても清香白蓮素還真♪
素還真 木偶


名 称素還真 (Suhuanzhen、そかんしん)
称 号清香白蓮
身 分日才子、紫龍天、天虎八將之一、造世七俠之一、五方主星之中麒麟、魔吞不動城城主
化 身神祕女郎、千山樵老、花爵百鍊生、臥雲先生、白髮劍者、業火紅蓮、靛羽風蓮、墨淵水蓮、(天官賜福)、天踦爵、無夢生、鷇音子、四智武童、麒麟星、解鋒鏑
詩 號半神半聖亦半仙,全儒全道是全賢;腦中真書藏萬卷,掌握文武半邊天。
初登場霹靂金光 第13集
根拠地翠環山、黃山、百棺機密門、九死一生洞、琉璃仙境、六十四個求生站、雲塵盦、千雲谷推松巖
結 義青陽子、千層雪、舞造論、龍眼佛、莫召奴、無衣師尹
師 匠八趾麒麟
師 弟談無慾、無忌天子
随 従風隨行


 霹靂の主役キャラ。「化身」が一番多いキャラでもある。霹靂網による紹介曰く; 温和かつ上品、学問があり堂々とした風采。非凡で計り知れない武学の持ち主。智謀にたけて博学多才。謙虚で礼節を知り処世術に長けている。慈悲と協調性に富み、己の幸せは省みず常に天下・衆生の為に尽力する武林のスーパーヒーロー♪ 将来の勝利の為には目先の不利益にも甘んじる正義の味方?!
途中で失踪したり死んだとしても、誰も本気で悲しんだり捜したりしてくれない可哀相な役柄でもある。(←誤!) どうせ死なないし、何れ誰かに化けて登場すると思われているせい?!(ハイ、そうです… --;) でも哀しんで貰えないのって寂しい…せいぜい秦假仙が哀しんでくれる程度 (;_:) 危機一髪で助かったり、何食わぬ顔で再登場し続けている前科の持ち主なので仕方ないとは思うのだが…


詩號略解 (又は…揣摩臆測的解釈)
 詩號…ここ一番!的なという登場シーンで詠まれる事の多い、各々のキャラクターを明示する詩。キャラ専用のテーマ音楽を伴って詩號と共に登場するシーンはファンにはたまらない♪
キャラクターによっては大変奇怪な意味の詩もあるようだが、つくづく素還真の詩がお笑いでなくて良かった…(笑)
 上四字、下三字のリズム構成をとる七言絶句の形式を採用? 隔句韻というやつか? (しっかり押韻しているように見える/聞こえるが、台湾語と国語だと発音が違うから所詮素人にはよく分らない。 そもそも昔は漢字が嫌いで理系に逃げた楼主なので、漢詩は「あなたの知らない世界」です。


ちょっとまじめに似非読解… ^^;)
 まず、何故全て『全』ではなく中途半端に『半』なのか。聞くところによるとその理由は素還真の謙虚さにあるという。確かに『全』と豪語するタイプでは無いように思えるが…
過去に天下争奪戦のような事もやっていたし武林皇帝だったという話もあるので、定かではない(笑)。その他の句ではかなり自慢が入っていて自分の知識と修練に対しての矜持が伺われる…(本当か? (?_?))


半神半聖亦半仙:
 素還真の謙虚さと諧謔が伺われる一句。三教(佛教・道教・儒教)の全てを兼ね修めているが、敢て本当の神仙であり聖賢であるとは言わない。
全儒全道是全賢:
 此処では素還真の自信と巧妙・明敏さを現す。古の聖人や賢人達の道義の全てに通暁していると豪語。 尚、これらの上の二句は相対していて、神、聖、仙,がそれぞれ賢、儒、道に対応している。又同時に三教(佛家、儒家、道家)をも暗示。 素還真は各宗派の教義を表面的に理解しているのではなく深甚なる知識を持ち理解。
腦中真書藏萬卷:
 学識は深く広く、様々な書物を完全に読破している。この「真書」の部分は実は「經書」だった!という人もいる。音が同じだった為、書き写しを間違えたとか・・・真偽不明。何れにしろ公式が「真書」なので真書で良いと思う(←無責任(笑))、
掌握文武半邊天:
 三教を兼ね修めた偉大さを指していて、その偉大さをもって天下の情勢を把握し、人間世界にあって光り輝く事が出来る。ただし、謙虚に半分の世界だけ掌握していると称する。


 ということで、結局…言いたい事は…? というと… 『素某、言うなれば殆ど神仙や聖人みたいなものですね。佛教・道教・儒教の三教についてはその全てに奥深~い識見がありますし、持っている知識に関して言えば歩く百科事典みたいなものでしょう。文武だって全て手の内に掌握してますし、控えめに言わせて貰えば世界の半分は私のものですね(微笑)』
実は「私は凄い!私は賢い!天下は私がいなけりゃ成り立たないのさ~!」って事だったり…?(汗)
勝手に解釈すると少々恥ずかしい気が…(笑) 偏見付きの解釈ですみません。素還真がいなければこの「白蓮樓」は存在しないので、実は自慢たらたらの詩號だろうがなんだろうが、問題なしです、ハイ(笑)